新しい曲を練習する前に、
その曲が何調なのか考えて理解してから弾こうね。」
というお話を生徒さんたちには日頃からしています。
調性を判定するための方法、手掛かりになるものをお伝えし、
一緒に考える作業もしています。
しかし!
時には、調のない、または判別することのできない曲も例外的に出てきます。
例えばこちら↓
現代ハンガリー やさしいピアノ小曲集
というテキストの中の「牧童舞曲」。
調号はファにシャープが付いていますが、
右手のメロディー、左手の伴奏をそれぞれ追ってみても
明らかにト長調やホ短調の響きではなく、
パッと考えた感じだと、ニ長調のような響き?
実はこちら、
教会旋法と呼ばれるものの中のミクソリディア旋法で書かれた曲で、
どの調にも属さない作品なんです。
教会旋法、ミクソリディア旋法、
どのようにしたら生徒さんたちにもわかりやすくご説明できるか、
これから思案してレッスンの際にお伝えしていきたいと思います。
ご興味ありましたら、ぜひ調べてみてください。
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